第4次産業革命がやってきた
お世話になっております。怪者でございます。
久し振りにキーボードを新調して、新しいキーボードの扱いにくさに凹んでいるところでありますが、キーボード選びは慎重を期さないとなと改めて思う次第。
第4次産業革命の間にはキーボードなんて必要なくなる日がくるんでしょうね。
昨年は「マイナンバーカードなんて必要ない!」なんて騒いでいた勢力も新型コロナ特別給付金の1人あたり10万円が欲しくて吹っ飛んでしまいましたが、近い将来マイナンバーや口座情報を保管しつつ、プリペイド・ポストペイが可能なチップが掌に埋め込まれたり、目の前のコンピューター端末と直接インターフェイス出来るチップがうなじに埋め込まれたりして、まるでアニメかハリウッド映画かのような時代が来ることになるでしょう。
産業革命の歴史 ※怪者の解釈です。史実と違っているかもしれません。
第1次産業革命:手工業から機械工業
手作業で行っていた仕事を歯車や水車を使って効率化。
職人が職を失うと機械を壊したという事件も発生。
第2次産業革命:水力から火力
蒸気機関やエンジンの発明により、人力で行っていたものが動力に変化。
長距離大量輸送、ありとあらゆるものの自動化、人が空を飛べるようになった。
第3次産業革命:インターネットの普及
ご存知の通り、インターネットの普及により通信・通話はもとより情報の価値が変化する新しい時代。
情報を司る企業が優位に立ち。情報の中心を担っているスマホは無くてはならない存在になりました。
既にはじまっていると言われている第4次産業革命ですが、すべてがデジタル化される時代。
高速インターネット、高速無線技術、AI、ナノ化、3Dプリンティング、新素材、VR、高性能センサーなどの登場。
人でなければ難しいと思われていた分野にも変革が起こるとされている。
世の中も大きく変わります。
AIについて着目してみます。
AIの普及
現在、AIは進化の過程にあります。
市販されてる家電に搭載されたAIはごはんをおいしく炊いてくれたりしますが、最新のAIではディープラーニング(深層学習という機械学習技術)により自己学習を行うことが出来るようになりました。
人にしかできなかった分野についても学習し、答えを導き出すことが出来るようになってきています。
AIの根幹にあるのはコンピューターで、もとよりコンピューターは何かを高速に行うことが得意であるため、学習したことを用いて人の代わりに高速で正確に仕事を行うことが可能となります。
自動運転技術
AIにより自動車の自動運転が当たり前になれば、運転免許証を持たなくても車に乗れられるようになる。
自動運転の自動車しか存在しないのであれば、信号は必要ありません。
交通事故も大きく減ることになるでしょう。
バス・タクシー運転手や長距離トラック運転手、という職業もなくなるでしょう。
もっと進めば車そのものを所有することもなくなり、サブスクリプションに契約して必要な時だけ、家の前に呼びつければいいのです。
趣味以外で車を所有する人は減っていき車の所有はステータスになっていくでしょう。
そうなってくると中距離の移動手段としての鉄道の意義も問われます。
新型コロナ感染症という未曽有の災禍のために日本では普及の難しかったテレワークが当たり前になってきています。
今は、まだインフラが整わずテレワークが実現できていない業種もあるようですが、デスクワークはすべてテレワークになるでしょう。
都市部の通勤自体が減ります。
高速移動を目的とするリニアを含めた新幹線以外の鉄道網は価値がなくなり、大量輸送を得意とする鉄道は人から物を運ぶことに回帰するかもしれません。
変わって、採算が取れず廃線に喘ぐ地域の自動運転車のサブスクリプションにて利便性は大きく改善し、僻地に住むことに対するデメリットが下がります。
AIと高性能センサーとロボット技術
製造ロボット技術と高精細センサーをAIと組み合わせれば、大学病院の神の手と呼ばれる医師が必要である外科手術をロボットが行うことになるかもしれません。
大学病院での話ではなくとも身近な市中病院での内科や整形外科などの検査、診断、処置についてロボットに取って代わられる日はそんなに遠くないかもしれませんね。
特に新型コロナウイルスをはじめとする感染症に対してはロボット自身は感染しないため強力な力を発揮するでしょう。
しかも、その間もAIは学習し続けます。
過去の症例や事例と紐づけることも得意です。
症例に新しいものが見つかれば、それに対する治療案の検討・立案はどの医師よりも早くバリエーションに富んでいるでしょう。
離島の無医村と呼ばれる地域にもロボット医師がいれば安心ですね。
入院するたびに幾ばくかを封筒に詰めてこっそり主治医に渡す時代は終わりそうです。
意思決定プロセス
その昔、国の王は呪術師の占いで国の行く末を判断していたらしい。
今、国の王は金を持つ者の言いなりですが・・・・。
経営判断を行うのにAIが導入されているのを知っていますか?
耳にしたことあると思いますが、ビッグデータを用いてAIがマーケットを分析し、提供するべきサービスや製品を予測しています。
そのビッグデータの収集も人が行うと途方もない時間が掛かりますが、コンピューターにさせれば、彼らは疲れ知らずで高速。
しかも利害関係もないため、結果は正確。
例えば、新しいアイスクリームを発売したいとなったら、Twitterでどんなアイスクリームが好まれているか調べて、その傾向と発売時期の季節から、どんなアイスクリームにすべきかと問いかければ、AIは的確に答えるでしょう。
ビッグデータから拡販すべき地域も考えてくれます。
ターゲットとすべき年齢層や性別なども分かるかもしれません。
アイスクリームの作り方を覚えさせることもできるでしょう。
もしかしたら誰よりもおいしいアイスクリームを作っちゃうかもしれませんね。
アイスクリームを作るのは余談ですが、的確な意思決定がなさせるので、経営資源の向け方をAIに頼ることが出来ます。
実際に経営判断をAIに任せて利益を上げている企業はあるはずです。
いっそ政治を任せるというのはどうでしょうか?
無くなるだろう仕事
自動車等運転手
交通警察官・警備員
医師(ヤブ)
税理士・会計士
弁護士(もしかしたら裁判官も)
事務職
工場作業員
レジオペレーター(AIではなくとも無くなってきていますよね)
性風俗産業(無くならないか・・・・)
社長以外の経営者?
政治家
かつて、当たり前のようにいた(知らんけど)バスガールやエレベーターガール、交換手、受付嬢、メールボーイが廃れたように、少しずつ無くなっていくと思われます。
ボクのようなコンサルタント、SE、プログラマーというような知的生産を行っている人の仕事もなくなる可能性も大いにあります。
日本はずっと景気が悪く、一億総なんとかって前首相が言ってましたが、やる仕事の少ないのに人口は多い偏った国なので、利権構造やしがらみで留まることも多いだろうけど、それに合う世の中になればいいなと思います。
書きたいことはたくさんあるのだけれど、もう3000字になっちゃうので、続きはまたの機会に。
では、また。